掲載日時 2022/12/15
症例:感染症
フランス・リール大学との共同研究(2014)
【目的】
腸内感染症を引き起こすカビの一種であるカンジダ菌をマウスに感染させたモデルを作成し、OM-Xのカンジダ菌に対する感染防御作用を検証しました。
【方法】
Candida albicansをマウスに経口投与し、カンジダ症モデルマウスを作成しました。カンジダ菌感染以前からOM-Xを投与する群(予防効果検証)と、カンジダ菌感染後にOM-Xを投与する群(治癒効果検証)を設定し、それぞれカンジダ感染数および腸の炎症スコアを確認しました。
【結果】
カンジダ菌感染群ではマウス腸内のカンジダ菌数が増加するのに対し、OM-X投与群では予防群および治癒群ともに感染数が減少しました。また、腸の炎症スコアを検証した結果、カンジダ菌感染群においては高い炎症スコアが認められるのに対し、OM-X投与群においては予防群および治癒群共に有意に低い炎症スコアを示し、炎症が改善されていることが示されました。
Last updated 2022/12/15