掲載日時 2018/07/26
ビタミンCを合成できないマウスでは体内の抗酸化能が低下し、肝機能が悪化することが知られています。このマウスにOM-Xを投与し、トランスアミナーゼ(AST、ALT)の数値を測定しました。この数値は肝機能が悪化するほど高くなります。ビタミンC合成不全マウスは通常マウスと比べてトランスアミナーゼ値が有意に増加していました。しかし、OM-Xを投与したビタミンC合成不全マウスでは有意に増加しませんでした。肝臓のメタボローム解析の結果、OM-X投与によってマウス生体内の酸化やATP産生能低下などが抑制されることが分かりました。
Last updated 2019/06/06