掲載日時 2022/12/15
北海道科学大学との共同研究(2018)
【目的】
コラーゲンが体内で合成される際、ビタミンCが必須の役割を果たします。そこでビタミンCを合成できないマウスを使用し、OM-X投与がコラーゲン合成に与える影響を検証しました。
【方法】
ビタミンC合成不全マウスを用い、ビタミンCを餌中から除いた状態でOM-Xを8週間摂取させました。その後、1型および17型コラーゲン量を測定し、コラーゲン産生に与える影響を検証しました。
【結果】
1型コラーゲンは主に皮膚の弾力などに関わるタイプのコラーゲンです。一方、17型コラーゲンは毛根の核となるタイプで、不足すると薄毛や白髪の原因となると考えられています。ビタミンC合成不全マウスでは、1型および17型コラーゲンともに産生量が減少しました。一方、OM-Xを投与することで1型コラーゲンは減少を予防する傾向となり、17型コラーゲンは有意に減少を予防することが明らかとなりました。
Last updated 2022/12/15