北海道科学大学との共同研究（2018）

【目的】

OM-Xカプセルが便秘傾向にある健常な人の腸内細菌叢のバランスを改善するか検証を行いました。

【方法】

便秘傾向にある健常な男女20名を2群に分け、プラセボおよびOM-Xカプセルを1日3粒ずつ摂取してもらいました。各試験食を10日間摂取した後、1ヶ月の非飲用期間を経てもう一方の試験食を摂取してもらいました。各試験食摂取後に糞便を回収し、腸内細菌叢解析を実施しました。

【結果】

多くの論文で、肥満者では腸内細菌のうちファーミキューテス門が増加し、バクテロイデーテス門が減少していることが報告されています。そのため、ファーミキューテス門を「デブ菌」と称することが多くあります。今回OM-Xカプセル摂取後にバクテロイデーテス門が有意に増加し、ファーミキューテス門が有意に減少したことから、OM-Xは腸内細菌叢を改善することが判明しました。