掲載日時 2017/02/23
症例:免疫
植物発酵エキス(OM-X)のマクロファージ、肝臓遺伝子に対する効果
野菜、果物、海藻、茸類などを乳酸菌で長期間発酵させた植物発酵エキス(OM-X)をマクロファージ様細胞に添加したところ、NOとサイトカイン生産量が増加しました。このことから、OM-Xには直接的にマクロファージを刺激し、免疫系を活性化させる作用があるということが示唆されました。またマウスにOM-Xを与え、肝臓における遺伝子発現量の変化を調べました。その結果、OM-Xを与えることで起きた遺伝子発現量の変化は、炎症抑制やアポトーシス抑制によって、細胞を保護するように働いているということが示唆されました。